マイ・ウェイ

「彼女」と来たか。俺は、いきなり辛くなった。目まぐるしく変わる、韋駄天のバッテンが消耗系のなすがままにてヘリを救出した。そう来たか。そう考えると、俺は彼女が好きだ。酒とタバコよりは彼女が好きだ。欲しくなる、欲が湧く。「いいね！」と彼女、彼女は場所。であれば、彼女は屁理屈そのものだ。ブラスバンド部へとリコーダーは侵入、来てみてくれ。いいからほら、渚と言う名前の机でエテ公は昼寝。最近特に調子が良いのは彼女のせいだと思う、きっとこれから流れが良くなるよ。 彼女が戦メリを好む確証はない、そこは条件に入ってこない。天かすとうどん、俺たちは水と油が作る微妙な関係で良いのさ。昨日までとは違い、さらに賢くなった彼女、初めて見たとき、君は野生のモンキーだったのにな。今では立派な、ひょうたんだ、立派な立派な。ひょうたん島では卑屈を剥ごう、そして売りに出して儲けてみよう。我々が旅するのは果てしない地平の向こう側だぞ、こんな所でひょうきんになどなれない、貴様がクワガタムシか。かの有名なクワガタ、そこには愛が凝固した天ぷらが作っている特設の立体化合物。 愛は普遍的だと思う。特別な優遇措置って何だろう、そんなことを考え出すと難民がテーマ。乗組むのが避難、救助がヴァイオレット、咎めることって何だろうか。もう、そうしてない。たばこが目に焼き付いた、俺は彼女を迂回している気がする。彼女を忌避？何じゃろう、ベープ。怒りのテーマが信号になった、低気圧ほど左へそれる。オーライ、彼女は言う。ドンマイ、彼女は言う。バッテリーだった、気圧。そう言った関係の人だ、多分一般的に世間で言う彼女はそう。 責任逃れや言い訳が、たらふく大豆をダメにした。言い訳が焦がれている、言い訳を罪にした屍が、焦がれている。溢れている奴らが操られているようだが、奴隷と言う言葉をよく口にできるなあ。貧乏だけど、彼女は滅びない。ずっと一緒にいてくれるし、ぬくい。彼女は寒い、滑りまくってる冗談のように人から笑われない。故に気高い、その気が無くても相対的にそうなっている性。香ばしいパンの焼肉で平原がね、音楽とは違う世俗。現世的な欲求で俺は、ずっとこれを書いてたい。 終わりくらい来るよ、彼女のデモ。妊娠、彼女の高気圧。陸軍、フライ。彼女は来る、呼ばなくても来たし烈火の如くに怒りまくっていた。時間に遅れて、身長が足りなくて。履きたい靴が無くて、火のように怒り狂っていた。風車小屋が激闘の舞台だった、彼女はドン・キホーテを書いた。2ミリの飯で生活が購える、不思議な列車の中で暮らした。彼女は姫だった、奇抜な絵の具を揉みくちゃにされた芝居だらけの顛末から降りて。現場は紙吹雪、もう妖怪では無くてポテト。彼女は脱ぐ。 そして、敬礼が好きだ。アイアイサーの相合い傘、了解によってmo’疲れしなだれかかれ寄り添いあってのうはは。うはは状鉄条網だ、結索されたい。このまま怒りで、燃えて無くなって欲しい。だから今は君が好きだ、燃えて無くなる。けれど、君が好きか。全部吹いた君のリコーダー、青空決勝端末素材で肉を焼く手が。そもそも理解して欲しくないのに、うんざりなんだよ、吐き気がするほど。誤解だ、誤解なんだ聴いてくれ。その時点で始末しとけよ、だから今は君が好きだ。 故に「現在」なんてどうでも良いから、さっさとやらせてくれないか頼むから。その限りでは無かった、バッタもカマキリもいたし。信条で結社されてる獰猛な武士とかが考えてそうな事、を考える。どう考えても半年以上かかるんだな、季節柄。これを彼女に手渡す、その人が困る。ひらけごま、そして発進なのかな。机でぶっ倒れたい彼女を見守って応援している眼鏡の団長の気分で振り出しに戻る、欲念がない。非常な執着のみになって、欲の側に俺たちは2人で倒れる。 俺にはまとめる気がないよ、いつか必ず死ぬ。6年前がいつだったか、わからない俺のために時間ならある。そして、高速バスに乗る。俺たちは幻だ、決闘罪で投獄された2人組。そして彼女、と言う領内の1エリアに過ぎない姫を、礼節に疎く幼稚に育て上げた照明のテクニックが披露される現場で収集。非常に寒い、彼女はそう思う。何か話しかけてあげてください、彼女はそう思う。俺は、拒否を描いて流れ込んだナイキの豚みたいな靴によってエリア担当に配属され、シープスキンがナックルを投げる。 キモい彼女、ウワバミの抜け殻だ。彼女は人としての誰かで、彼女は尊厳。そうっすか、であれば。素晴らしいね、彼女と風呂へ行った。商品の開発と、ご機嫌よう。うわ、すっげー腹減った。そんなことばっかり言ってる入道雲たち、カレーは、じゃあ芥子菜はどうか。ケチャップは、最低のご面倒をお掛けしたい。どうにかなるよ普通、んで？彼女は結球した、ビキニキビキニキ眉間で音を立てながら。頂上でうわ言を泡だてた、決済の騒がれしこの頃に良く効く物があるだろう。それがこれだと思う。 んで、彼女。サテンで、いや海浜で、粗品。嫌、身体の強張り。俺は、彼女を欲しがる。好きな人が欲しい、心に風穴が開く。寿司、なんてどうだろう。彼女は首を振らない、彼女が居ない。一抹の不安がこぼれる、この曲を使って何をどうするの。彼女は言わない、彼女はゲームを降りる。彼女は自分のために時間を作っていた、たった数行の日記で。俺には想像もつかない日々、少年ナイフ。まじですげー腹へった、どうしようもない。彼女であれば、どうするだろう。気持ちがよくない。 脂身の周りに数隻の飛空艇が着陸し、在りし日の波風が遠くから俺をはぶってる。耳にされた幸せが絶望を乗り越えようと必死だ、未着信の動画はハワイアンのワイン。南の位置はもう慰安婦にしかわからない、俺はもう彼女を欲しがらなかった。それにしても低い、一切全くソーシャライズされてない。こんな飯が食えるか、何も食べたくない。何か食べないと、腹が減る。友好と親善を築き上げることができなかった、彼女は自分の人格まで否定しだす。あなたは一体誰なんだ、教えてあげないよ。 彼女は北九州の成人式に似ている、激動の大舞台を生きている。彼女には、ラーメンが怖くない。一切のステッキが怖い、そう言う屏風が彼女のお気に入りに加えられる。最初彼女を見たとき、まじでくそだっせーブスだと思った。今日はクリスマスで、彼女は寿司の下敷きで、彼女は餃子の王将だった。いかにも、雪でできている飴で。仕事から解き放たれた船員たちの休憩だった、彼女は波を表す縞模様だった。それで良いから、寿司にもチャレンジして欲しい。寿司と彼女に、媒介など要らない。 不要だ、ビジネス論が。彼女は眼鏡を叩き落とす、美しく戦ってるものだ、彼女は。歯擦音の向こう側、暖簾のポンカンがコタツで蕎麦を危ぶむ。猫の死骸が壊れないように、十字刑にキャーキャー良いながら。彼女は自殺したことがある、言葉が遺されたことがある。それしきのことだった、敗退に狂った人が乱雑に奪っていった。俺は高徳で裕福だったから、なんでもあげた。やがて悲しくなるまで、贈与は続く。彼女は黒くなって道に倒れていた、僕は彼女の復活祭には興味がない。彼女は、暴力に夢中だった。 彼女が何か言ってるのを、俺は聴かなくちゃならなかった。俺は俺の人間性に、奢っていた。俺のうぬぼれを剥ぎ取って、堕落させてやるのに彼女は必死だった。それが、道徳なのだと。ラジオ、は綺麗な時間だった。俺、は混迷を極めていた。冬の星々が、かなり遠くに見えた。彼女に贈るため、俺は凶刃を研ぐ。人間の結果だった、幸せだったはずなのにな。俺は苦痛だ、彼女ではない死人が答える。将来の夢も希望もある、俺は君じゃない。助けてください、そう言いながら彼女は窓を閉めている。 同等になった、その頃の彼らには誰も届かない栄光。俺はサンダルばきで、あり得ないふらつきで壁に寄りかかる冷たい頭。鶏肉のラーメンだ、一度も会ったことがなくお互いに知り合いでもないが友達だった。俺は、彼女に屈辱を聞かせていた。本当に、その頃の俺は不幸だったんだろうか。体脂肪率とうつ病、ふざけなくても幸せに暮らせると思う。本当に本当に有難いものを、知る。俺は彼女に、他の女の話をする。彼女の裂傷を結える、何か意図があってそうするんじゃない、俺は彼女と話がしたい。 15年が経過した、強い欲情が葉っぱとなりエネルギーとなった。俺は、俺が語りたいことを語る。彼女は、したいようにする。その繰り返しが、見る間に壁を修復していく。何なんだこれは、人生に辛いことなんてなかったみたいだ。泣きべそでもかいていたんだろうか、俺は何かを目指してたんだろうか。フォートレスとでも言うべき、石畳で。恵まれない孤独なんてあっただろうか、彼女に会う前にも俺は何回か言葉を投げただけだ。辺りは静寂に包まれる、夜の山での口頭での陳述。ふと、東京へ行きたくなった。 ボールをゴールに置いてこい、それも簡単じゃないが。置き場というものは、あって。それさえ理解できたら、あとは楽だ。彼女は、ビスケットを食べている。トタン屋根の金柑、ピタピタのTシャツ。今、詩吟が吠えている。原爆について何か知ってるとか、何も知らないとか、そう言う問題じゃなくて。うん、うん。彼女は鼻提灯で両目が失神しながら、魔法のように頷いている。彼女は、ダミーの中からミラクルエースの格好で出てくる。俺は、来年の計画について簡単に陳述を続ける。抑えきれない衝動のために、生き様は開始される。 友情について、彼女は何も言わない。山芋をスルーしたい、偽の友情について考えている間に彼女が消えかかる。どうでもいいと言うことを知った、尚も失敗を吐露しようとする俺からの彼女への乱視。彼女に質問する、尊敬する人は誰ですか？父と母です。交流電灯、シダ植物。仕事ではなくて、夜の闇が食える。くだらない事は、沢山あった。献身、献身。自由自在に身を刻む、女性歌手だが廃盤だ。彼女にリクエストする、極めてアングラな活劇が擦れていた。彼女は居心地よくしてるだけで、グレてなどいない。 俺には既に繰り返し、怒りが湧いて来ていた。何へのどう言う怒りかを、切り分ける時間がない。もう限度だった、戦えば勝てるのに。生存の限度は脅かされた、繰り返し身体が損傷している。彼女は、浮き沈みするけど彼女は看護婦じゃない。遠くから、ドレス姿の写真を送ってくるだけの女じゃない。彼女は、姉じゃない。無力な炎が繰り返し「私には何も出来ませんが、すみません」と語っていた、卑劣だった。俺には、何かやらなければならないことがあったが。健気な他人の身贔屓しか目につかない、汚れているのは彼女ではない。 フェアネス、は既に食い物にされた後だ。風呂の掃除をすると良い、汚れを殲滅。俺と彼女は協調性を持つ、人間関係は放っておく。嫌いなものを気にしている人が気になる。彼女を、隔離する必要がある。そこからだ、火を遠ざける。嫌いな物を批判したくないが、果実を干す意味がわからない。気がつけば自分は、娼婦の顔に呟いた「私には沢山の子供がいる」そして共感できないファッションを放任する。本気っぽさを盛れるだけ盛って、飾らない態度で。そして、未来は決裂としてハッキリと示される。 だから、性別なのかも知れない。段階を踏んでいくが、誰よりも寂しいのはこの人。そう、彼女に説明する。彼女の闇が応答する、彼女が明確に分裂を始める。何が悪かったのかな、色々ある。分裂が終わり、彼女の中から猫が勇み足で帰った。人間の方の彼女と会話を始める、本当に今日はいい天気でしょうか。能弁なカリーが、あったかい。彼女のカレーだけが常に世界一旨い、そのように愛されて午後を超したはず。豆腐のお味噌汁は、チャーハンは。何でも旨い、地蔵にぶちまけたくなるほど旨い。それで良いかな、能天気で。 そのまま恐怖の中を進んでいく、おそらく俺と同じ恐怖の中の人々。平和ボケに許された、自我の恐怖。彼女に誓うわけではないが、浴槽で潜水するように。謎の彼女と、そのうち何とかなりそう。恐怖に天候が発生し雨のち晴れ、俺の痛んでるところセロリの匂いがする、あれ買ってこれ買って。さて選別されて来よう、注射なんだろ。えらい事があった、人の背中を見る、人の青春も見る。繰り返し浮かんで来る、選別。バカだな、何が屈辱だ。天候が短く切れた、僕は確実にゴールに向かって二、三歩歩いた。史跡、の名を借りても良かった。 すでにそこになくて御免なさい、そうとも聞こえるけど。雄城くん私に怒って下さい、生きてゆくための自信が萎んだ。犯罪を生業としている、例としてはそんな嘘。狂っていてよかった、その時の俺。礼儀の圏外なのだな、遠い。思い出話、にはならなかった。クリスマスだけで良い、そんなガヤガヤ。すすきの地区で、彼女は暖かくするだろう。大きな大きな隔たり、災害があった。泣き言になりそうだったから俺は、彼女には伝えない。既に、苦しくて痛くて切なくて辛い。当然すぎる、土台のようなお約束。 わからない、そう言った。名刺を捨てた、親切だった。信条が透き通っていた、お気に入りの場所は義理からは遠かった。明日、彼女と一緒に家を出る。彼女は、完全に付き添いになる。カセットテープの片面が、いっぱいになる。夢があった筈だが、訳もなく安直で不器用な。もう絶対にそこにだけは行きたくないと言う場所があって良いんだ、逃亡の原理に躾られたワカメ。芸能人のモノマネで人を茶化しているオプションが心に鋼のように食い込んでいる、ネズミ捕りだろそれ。そう、速度の違反。速度の、違反で。 誰のせいにもしたくはなかったし、できれば今まで人生で出会った人間全員に会いたかった。彼女は、壁にもたれて座っている。くじけたてのけじめで俺を、一旦は崩壊させるが月日が航路として示される前略の澪を辿るとは。しかし、それはそれはパーティだったろうな。俺はやっと、周囲の気持ちがよくわかった気がする。これからようやっと、俺にとって十分な月日が暮らされる。会いたい人の全てには会えない、本当ですか何故こんなに急いだ？栄光とは何かを知っている人にとっては、不思議だろう。 彼女、ポップコーンを買いに走った。そばにたくさん、人が居た。答え以外のものが全部わかる中、彼女はポップコーンだけを持って席に戻る。着座、タダノウミまで。チューカイさん系統の毛糸で、ブランケットでも編んであげよう。チキンラーメンが良いのかな、その夜の暖かみで膨張したまぶた。北海道と彼女、カニ雑炊と彼女。有頂天の銀世界、烈風猛吹雪にこてんぱんに閉ざされた危険な地区でバスストップを消していた。あいの里に越していった幼稚園の親友、真冬。北海道教育大学、札幌キャンパス。 その夜、詩人は全てを手にしていた。鏡よ鏡よと言いながら、性が脚を引く。詩人は、顔面からこける。ネズミの方が素早い、詩人は満点の星にみなぎる力と一緒に歩いていた。彼女が櫂を持つ、東京の沼地でシンセサイザーをスズメに紙で包んでいる六月の歩道橋を越え。彼女は「あいロード」を北上し、無言だった。俺は踏み込んでしまった原生林で、「ヒゲの生え方が韓国系だな」と言われた。彼女には、阿寒湖が似合う。どんなドラマも、白々しいほど夏の果て。その最後まで吹き抜ける、風の家よ。 彼女が、東京に来た。1人で俺のところに来た、タイムアップからの再開。出産について話した、誰かに見せるものじゃない。栄養学とウィスキー、30代のミュージシャンの自殺についてと。全部、俺が聞いた話を伝えた。全て聴き終える前に彼女は、軋轢の中では全員がキモいんだと言う可能性を求めてた。死にたくない、そう思った次の瞬間。俺は失業していた、成田から来た破天荒なベースラインの監視下で泳ぐ。聴く音楽は変わってないが、追ってはいけない縁もある。彼女は、深く頷く。了解の、再開。 幸福な憐れみ。アンプの針、リアリティ。ビートと、韻律。それもこれもレトリックに過ぎなくて、劇画的な演出が多層化する。音楽よりも、愛しすぎてるはそっちの方。何回めを数えよう、メタモルフォーゼの露出欲求。最終的な姿へと、調整されてゆく体温。話にならない、と言うのは言及される意味がないと言うことでもあるのか。飲酒癖が延長を重ね、脂肪がギューッと詰まってゆき、肛門の清潔が保たれる。俺の友人ならどのように言うだろう、「身だしなみを整える、ブレイビクが受けた裁判のため。」そう言うだろうか。 胸の、鼓動が俺の中で打たれた。「妥協で結婚できる女は全員腐ってる。」とか、彼女はそんなことを呪文のように唱えていた。彼女は今、自分がしてきたことから逃げたい。 めきめきめきめき、僕の目の前で彼女が脱皮していく。と、言うわけでもないので。実際には、彼女は言った。「喜べ、昨日までの私は元カノだ。」 確かにそうだ、人の組織はＤＮＡで同一性を保つものの、新陳代謝の関係で、数年前の自分と今の自分は違うと聞いたことがある。ただし、そのサイクルが２４時間かどうかはわからない。はて。昨日までの私は、元カノ。どういう意味なんだろう？ 真意はさておきと言った風で、彼女は僕の部屋のベンチに荷物を置いた。 「好きなもの何でも作ってあげる。」 彼女は、マスクの上にちょこんと付いた小さな眼で僕の方を見つめている。